お湯と水を調節するこのタイプは、2ハンドル混合水栓と言います。
水を止める度、出す度に調節しなければならないので面倒ではないでしょうか。
私は面倒だったので、ストップボタン付きシャワーヘッドに交換することにしました。
ところが、2ハンドル混合水栓でストップボタン付きシャワーヘッドを使う場合は、逆止弁(逆止アダプター)というのも必要だというのです。
そこでこの記事では、以下のことを書いていきます。
- 逆止弁を取り付ける方法
- 購入したストップボタンつきシャワーヘッドのレビュー
※私は自分でやりましたが、万が一何かあった場合は自己責任になってしまいます。業者に依頼するのが確実です。
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2ハンドル混合水栓とは

お湯と水の2つのハンドルで温度と水量を調節するこのタイプは2ハンドル混合水栓と言うらしい。
賃貸アパートとかは基本このやっすいタイプが使われてるんだとか。
古いからか、なかなか良い温度に調節するのが難しいのです。
良い温度になったと思ったら、触ってないのに勝手に熱くなったり、冷たくなったりと不便でした。
そのうえ、一旦止めて出す度に熱っ、冷たってなりながらこの調節をしないといけないわけでストレスフル。
出しっぱなしにすれば問題ないわけですが、いかんせん水道料金があがったので、そうもいかず。
ちなみに、真ん中についてるレバーはシャワーか蛇口かを切り替えるだけで、止水機能はありません。
元々のシャワーヘッド

まあ普通。
色褪せた黄ばみが歴史を感じさせます。
せっかくシャワーヘッドを変えるので、条件を欲張りました。
- 浄水機能付き
(アレルギーないけど塩素ってよくないし、お肌変わるらしい) - ストップボタン付き(止水機能)
- 浄水切り替えボタン付き
(お風呂場掃除のときに浄水使うのもったいない…) - 節水効果あり
これに見事に当てはまるシャワーヘッドを見つけました。
「タカギ キモチイイ浄水シャワピタ」を購入
これだ!と思い、早速購入。
おそらくこれ以外に条件満たしてる商品無いと思います。
浄水カートリッジは2個ついてました。
ところが、取扱説明書を読んだら、
「逆止弁のついていない混合水栓にそのまま取り付けないでください」
逆止弁ってなに?ついてるかどうかもわかんないけど…
と思い調べてみると、普通はついてないらしい。
逆止弁無しのままストップ機能付きシャワーヘッド使うと、お湯と水の水圧の関係で逆流して給湯器が故障するとか…
古いアパートだから心配になり、逆止弁も追加で購入。
購入した商品がこちら↓
メーカー別に対応できるよう、大きさの違うパッキンがついてました。
(TOTO,SAN-EI,INAX,KAKUDAI,MYM,KVK対応とのこと。詳しくはリンク先の商品説明欄を参照)
レンタル浄水シャワーの存在を知る
後日、浄水シャワーが月額レンタルできるサービスがあることを知りました。
東レのトレビーノやクリンスイのシャワーヘッドがレンタルできるんです。
正直なところ、どちらも候補にあがっていたので迷っていたんですよね。。。
どちらも日本アトピー協会推薦品で、アトピーや敏感肌にもかなり良いらしく、脱塩素、髪にもやさしいそうで。
定期的に交換用フィルターが送料無料で届くし、レンタル期間はずっと保証されているので、こういうのを試してみてもよかったかなぁとも思ったのでした。
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逆止弁を取り付ける
早速取り付けましたが、これがけっこう大変な作業でした。
工程写真も撮ればよかったんですが、そんな余裕はありませんでした。。。
ちなみに私は自分でやりましたが、ネジ(ナット)が固いので力が要ります。
何かあったら自己責任になるので、業者にお願いすると安心でしょう。
逆止弁の取り付け方
逆止弁の取扱説明書に取り付け方が載っていたので、それをもとに実際にやってみたことを書いていきます。
(実際の写真なくてすみません。。)
- モンキーレンチ
- あればバケツ(水を溜めれるもの)
- 掃除用歯ブラシ
水を溜める
理由は後ほど説明しますが、これ大事です!
バケツ一杯分ぐらいあれば十分かと思います。
無ければ浴槽に溜めておくのもいいでしょう。
元栓を閉める
水道の元栓を閉めます。
(閉めずに混合栓本体を取り外すと噴水状態になるとか…)
場所は以下のパターンがあるようです。
- 玄関近くの鉄扉の中、水道メーターの横についている場合
- 地中に埋まっている場合

わたしの場合は、アパート敷地内の駐車場に埋まっていました。
アパート全室のがまとめられてあり、それぞれ部屋番号が書かれてたので幸いでした。
何も書かれていない(どの元栓が自分の部屋なのかわからない)場合もあるようです。
そうなると一ヶ所ずつ閉めて水道が出なくなるか確認しながら、自分の部屋の元栓を探っていくしかないですよね。(住人の方に了承を得た方が◎)
混合栓の本体を取り外す

これが固い。
狭くて回しにくい、力入れにくい。
片方ずつ、バランスよく外していきました。
一人がナットを緩めて、もう一人は混合栓が取れたとき下に落ちないよう支えるのが良いと思います。
混合栓本体・偏心管内を掃除する

ここで、元栓を閉める前に溜めた水が活躍するわけです!
元栓閉めたわけですから当然水が出ないので、汚れを洗い流せなくなります。
なので最初に水を溜めておきました。
内部はかなり汚かった。
パッキンが古くなってたし、サビとか黒い汚れがたくさん出てくる出てくる…
掃除用歯ブラシもここで使います。
手も汚れ、大変でした。。。
逆止弁を取り付ける
これは各メーカーで変わるので、参考に載せておきます。
図の通りやればできました。


これもナットを締めるのに力が要るのでまた大変でした。
左右のナットを同じ割合で締め付けます。
取り外すときと同様、混合栓本体を持ってくれる人がいた方がやりやすいです。
元栓を開き、水もれがないか確認する

↑なんとか取り付けました。
元栓を開き、水を出して各接続部から水もれがないか確認します。
もし水もれがある場合は、締め直す必要があります。
やっとシャワーヘッドを交換
そうして、やっとシャワーヘッドの交換に至りました。
シャワーヘッドはくるくる回して外せば簡単にできました。

ちょっと角度が気になる。
ちょっと頭が大きい。
ちょっと重い。
元々のが約124g、これは約218gだったので、二倍近く変わるわけだから、そりゃあ持ったときにも感じますよね。。。
そしてホースの色との違和感。
ホースも変えれば良いだけなんだけど、とりあえずまあいっか。
まあ気になるところが多々ありましたが、以前よりは良いかな。
水圧はやさしくて気持ちいいです。
あと、最後にストップボタンを使ったときも、逆止弁取り付けた部分の水もれがないか再度チェックしましょう。
以上、逆止弁の取り付け方からシャワーヘッドの交換まででした。
参考になれば幸いです。

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